ドローンはプロペラによって浮遊しますが、たかだか1枚の薄っぺらいプラスチックの板でもとても大事な役割を担っています。
ちょっとでも傷ついたり擦り減ったりすればすぐに交換すべきです。
今回は、ドローンのプロペラの重要性や交換のタイミングなどについてご説明していきたいと思います。
※本記事では『プロペラ』という呼び方をしますが、『ローター』や『ブレード』といった呼び方がされることもあります。 |
予備のプロペラは持っておこう!
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目次
ドローンにおけるプロペラの重要な役割
みなさん、ドローンはどうやって飛んでいると思いますか?
そうですね。回転するプロペラによって飛んでいますよね。
既にドローンをお持ちの方は分かると思いますが、プロペラを取り外してみるとただ単なる薄っぺらいプラスチックの板です。
しかし、その数枚のプロペラの回転によって重いものだと1㎏以上する機体を空に飛ばしているのです。
ドローンは複数枚のプロペラでバランスを取っている
そして、ドローンは基本的に4~8枚のプロペラでバランスを取っています。
そう。DJIのPhantomで言えば、あの4枚のプロペラがきちんと稼働してバランスを取っているのです。
つまり、「もしそのうちの1枚のプロペラが欠けてしまったら…」
そうです。ドローンは機体のバランスを保つことができず、真っ直ぐコントロールできないことはおろか、果てには墜落してしまうことだってあるでしょう。
たった1枚のプロペラにだってとても重要な役割を担っているのです。
ドローンのプロペラはデリケート!交換するタイミング
このようにドローンのプロペラは、重要な役割がある上にとてもデリケートです。
少しでも傷ついたり変形したり欠けたりしたら、すぐに交換するようにしましょう。
基本的にドローンのプロペラは消耗品だと思っていてください。
傷ついたら即交換
上でもご説明しましたが、ドローンのプロペラが傷ついたのであれば、すぐに新しいものと交換してください。
ドローンが地面でバランスを崩して倒れたり、飛行中に障害物にぶつかったり引っかかったりした時。その時も容赦なくプロペラは回転し続けています。
回転するプロペラが地面や障害物にぶつかる度に気づいて削れていきます。
そうなったプロペラは即交換です。捨ててしまいましょう。
長く使うとプロペラは硬くなる
ドローンのプロペラは基本的にプラスチックでできていますが、長く使っていくことにより劣化していきます。
ベランダに置いてある洗濯ばさみを長年使っていると、ある日パキッと割れてしまったことがありませんか?
これが劣化です。雨や日射によってプラスチックが硬くなり強度が無くなってしまっているのです。
ドローンのプロペラは1秒間に100回転以上しています。
飛行中にプロペラがパキッと折れてしまったなんて…想像したらかなり恐ろしいですよね。
新品への交換のタイミング
プロペラの見た目になんら変化がなくてもある程度飛行させたのであれば、交換するようにしましょう。
飛行頻度や保管状況にもよりますが、だいたい10回以上のフライトをさせたのであれば交換を考えてください。
20回以上のフライトになると劣化も進んでいると思いますので、プロペラの交換をすべきです。
下でご説明しますが、ドローンのプロペラは決して高いものではありませんので、予備は必ず持っておきいつでも交換できるようにしておきましょう。
ドローンのプロペラの価格相場
メーカーにもよりますが、ドローンのプロペラの値段は2枚セットで1,000円前後となっています。
有名どころのドローンであれば在庫もあり、翌日には届けてもらえますので、Amazonからの購入がおすすめです。
予備のプロペラは持っておこう!
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ドローンのプロペラガードの役割
このようにデリケートなプロペラを守ってくれるアクセサリーとして、プロペラガードがあります。
その名の通りプロペラを守ってくれるものですが、プロペラが人や物を傷つけないようにする役割もあります。
価格も2,000円前後と検討しやすい価格帯だと思います。
特徴をまとめると以下のようになります。
メリット | デメリット |
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特に気になる点は、プロペラガードが撮影時に写ってしまうことです。
空撮するのであれば、これは大きなネックですね。
見通しが良い障害物でのフライトはプロペラガード無しで、少し障害物が多いところや屋内での飛行はプロペラガードを付けるなど、上手に使い分けていただければと思います。
プロペラガードを探す
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まとめ
いかがでしょうか。
ドローンのプロペラは非常にデリケートで、雑に扱えば墜落や事故の原因にもなりかねません。
新品のドローンを買えば、基本的にスペアのプロペラも付いているかと思いますが、スペアが無いという方はスペアも買っておくことをおすすめします。
予備のプロペラは持っておこう!
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