【用途別】おすすめドローンをまとめて全10種類をご紹介!

これからドローンを購入しようと考えている方がこちらのページをご覧になって頂いているかと思いますが、ドローンといっても様々な種類があって、どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。

値段も数千円の物から数十万円するものまでピンからキリまであるので、高すぎやしないか?安すぎて思ったように遊べないんじゃないか?というような不安もあるかと思います。

今回は、おすすめのドローンを用途別に分けて、それぞれいくつかご紹介していきたいと思います。

ドローン選びの参考にしていただければ嬉しく思います。

本格派ドローンのおすすめ3つ

ドローンを購入しようと思ったきっかけがYouTubeやSNSなどで公開されているドローンの空撮動画を見たことという方も多いのでしょうか?

あのような人を魅了するような空撮動画を撮るためには、カメラ性能も良く、さらにジンバルも付いておりブレが少ない種類から選んでいくことをおすすめします。

おすすめするドローンは値段的にどうしても10万円以上してきますが、性能についてはバッチリなので、あなたの懐事情と相談しながら購入を検討してみてください。

DJI PHANTOM4

DJI Phantom4PRO

ドローンと言えば『DJI』。

そのDJIの中でも、一般利用目的のドローンとして一番性能が良いといってもいいシリーズがPHANTOMシリーズ。

PHANTOMシリーズの最新作(2018年1月時点)がPhantom4PROで、こちらは著者も持っているのですが、操縦もしやすく安定感や動画の質もバッチリですね。

GPS機能・障害物センサー・RTH機能などの操縦をサポートしてくれる機能は他のドローンと比べても十分兼ね備えてありますし、ジンバルや自動追従などの撮影をサポートする機能もバッチリ。

操縦のコツさえつかんでしまえば、初心者の方でも簡単に空撮動画を撮影することができるでしょう。

本格的な空撮動画を撮りたいのであれば、間違いなくイチオシなのですが、機体が結構大きくて持ち運びに苦労することと、最新作だと値段も20万円近くしてくるところがネックですね。

以下でご説明する他のドローンと比較検討をしてみてください。また、PHANTOMシリーズについて詳しくは次のリンク先も参考にしてみてください。

参考:「DJI PHANTOMシリーズの特徴

DJI Mavic

DJI MavicPRO

同じくDJIが発売している折り畳み式のドローン、Mavic。

何といっても特徴はそのコンパクトサイズ!折りたたんでしまえば、手のひらサイズになり、ショルダーバッグなどにも入ってしまう大きさです。

PHANTOMシリーズは機体も大きくリュックサックまるまる1つ分ないと持ち運び出来なかったのですが、このコンパクトサイズは魅力的です。

また、価格も10万円程度で販売されているのでPHANTOMより求めやすくなっています。

機体やカメラの性能はPHANTOMシリーズと比較してしまうとやはり引けを取ってしまいますが、DJI以外の他のドローンと比べると十分高性能なドローンだと言えます。

空撮動画を撮るにあたっても十分活躍してくれることでしょう。

※コンパクトとはいっても機体重量200gを超えますので航空法の規制を受けます。

参考:「DJI Mavicシリーズの特徴

GoPro KARMA

KARMA

アクションカメラで有名な『GoPro』が発売している(いた)、GoPro付きのドローン。GoPro社からのリリースなので、カメラ性能については申し分ないですね。

しかし、残念ながら2018年に入ってからGoPro社はドローン分野からの撤退を表明。KARMAの新規販売はストップしてしまいました。

それでも2018年中は中古品や在庫の残っているホビーショップや家電量販店では販売されていることも考えられますし、KARMAに関するサポートはGoPro社も引き続き行っていくとのことです。

カメラ性能はバッチリですし、GoProは取り外して単体でも使えますし、DJI以外の本格空撮用ドローンをお探しならKARMAをおすすめします。

練習用に!格安おすすめドローン3つ

以上が本格派ドローンのおすすめでしたが、いきなり10万円以上するドローンを買うのはちょっと抵抗があったり、そもそもそこまで予算がなかったりと、値段でドローン購入を断念してしまう方も少なくないかと思います。

ではこちらでは、上ほどの本格的な映像は撮れないものの、比較的購入しやすい価格帯のおすすめドローンをご紹介していきます。

DJI Spark

DJI Spark

DJIが販売しているドローンの中で一番安いドローンがSpark。値段は5万円前後。

決して激安というわけではありませんが、当然カメラも付いておりGPS機能で安定した飛行。ジンバルでブレの少ない撮影ができます。

スマートフォンのアプリなど、DJIドローンとの互換性もありますのでいずれか上記でご紹介した本格派ドローンに買い替える前の練習・お試し用として購入を検討してみてもいいかもしれませんね。

※こちらも小型ドローンですが機体重量200gを超えますので航空法の規制を受けます。

参考:「DJI Sparkの特徴

GPTOYS F51C

GPTOYS F51C

5,000円程度で購入できるカメラ付きトイドローン。

カメラの画質はこの値段ですので正直期待はできず、ガラケーで撮ったような出来上がりになると思っておいてください。

それでも5,000円程度でカメラ付きのドローンを購入できること自体珍しいので、練習用やお子様へのプレゼントなどにおすすめです。

Amazonでの取り扱いも多いので、比較的購入もしやすいでしょう。

GooIRC T6

GooIRC T6

こちらも5,000円以内で購入できる練習用におすすめのドローンです。機体重量も200g未満ですので、航空法を気にせずに近くの公園などで飛ばすこともできます(もちろん周りの人には気をつけてくださいね)。

ただ、カメラは付いておりませんので撮影はできません。また、サポートというか説明書が英語・中国語のみでサポート体制が不十分です。

ドローンの中では激安に入る部類ですので、安物買いの銭失いのリスクもあるということは念頭に置いておきましょう。

練習用のおもちゃといったところでしょうか…。

初心者におすすめのドローン3つ

初めてドローンを購入する方も多いかと思いますが、著者が考える初心者のドローンの選び方は、

  • 最初から高性能のドローンを購入してその機体で操作を慣れる
  • 格安のドローンで操作を練習していずれ本格派に切り替えていく

いずれかの選び方がおすすめです(ちなみに著者はいきなり高性能のドローンを購入しました)。

「10万円以上する高額なドローンを初心者が飛ばすのは不安」と思うかもしれませんが、実は逆で、高性能のドローンだからこそ、GPS機能が付いてホバリングがしやすかったり、対物センサーで接触を防いだり、RTH(リターントゥホーム)で機体を見失っても離陸地点に戻ってきたりと初心者でも安心して操縦しやすい機能が盛りだくさんなのです。

練習の仕方や操縦方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

▼「初心者が抑えておくべきドローンの5つの練習法
▼「ドローン送信機のモードの違い

DJI PHANTOM4

DJI Phantom4PRO

上でもすでにご紹介しましたが、DJIPHANTOMシリーズは様々なフライトサポート機能が付いており、初心者の方でも何度か練習すれば十分素敵な空撮動画を撮ることもできるでしょう。

YouTubeに挙がっているような人の心を動かすような高画質の空撮動画のほとんどはPHANTOMシリーズが使われていますので、初心者だからといってわざわざステップを踏まずに最初から高性能ドローンを手にしておく方法もありですね(もちろんきちんと練習は積み重ねましょう)。

ジーフォース HUBSANシリーズ

HUBSAN

格安ドローンはGPS機能が付いていないことが多く、外で飛ばすと風に流されて上手くコントロールできないなんてことも多いです。

結果的にドローン操縦を諦めてしまったり…飽きてしまったり…。

HUBSANシリーズは、格安ドローンの中でも比較的に操縦しやすく、さらに日本企業が販売していますので、サポート面でも海外企業よりも安心ですね。

また、機体重量200g未満のドローンもありますので、近場での練習も行いやすいと思います。

値段は3万円前後と性能の割には若干高いのですが練習用にはおすすめのドローンです。

GPTOYS F51C

GPTOYS F51C

こちらも上ですでにご紹介しましたが、おそらくカメラ付きドローンの中でも著者が知っている限り最安値といえる価格帯です。

安いから練習用としてガシガシ使えるということですね。

ドローンはカメラで撮影してなんぼと考えている方も多いでしょうが、ドローンを飛ばすテクニックとドローンで撮影する技術は若干違いますので、実際にドローンを飛ばして撮影するまでを格安で練習できるこちらのドローンはおすすめです(PHANTOMシリーズなんかはレンタルだけで数万円しますからね)。

規制を気にせず飛ばせる!200g未満のおすすめドローン2つ

ドローンの操縦に関しては、法律の規制によって制限がされていることはご存知の方も多いでしょうが(知らないという方はリンク先の記事も一読することをおすすめします)、そこでの1つの基準が機体重量200gです。

機体重量が200gを超えることによって、航空法の規制を受けることになります。

特に大きく影響してくることが人口密集地での飛行の制限です。都市部では基本的にドローンを飛ばすにあたっての許可を受けなければならなくなってきます。

東京都内でいえば、ほぼ全域で飛行制限されていると認識しておいてください。

参考:「ドローンの規制

そこでおすすめなのが機体重量200g未満のドローン。

カメラ性能は本格派ドローンに比べると確かに劣ってしまいますが、スポーツをやっているところを真上から撮影したり、イベントごとで人が集まった時に変わったアングルで撮影できるなど、インスタ映えすることは間違いないでしょう。

AIRSELFIE

AIRSELFE

セルフィー(自撮り)ドローンとして有名なAIRSELFIE。

ドローンとしての性能が高いわけではないので、高度を上げての空撮動画などは向いていませんが、機体重量200g未満なので日常のちょっとしたシーンを真上から撮影していつもと違ったアングルから楽しむことができます。

また、機体は上のような形になっており、飛行している姿はまるで小型のUFOが浮遊しているよう。

人が集まる場所での撮影で人気者になることは間違いありません(飛ばすときには周りの人に十分注意を払ってくださいね)。

価格帯は4万円程度です。

ZEROTECH Dobby

Dobby

著者が知る限り、200g未満のカメラ付きドローンの中で一番性能が良いと思うのがDOBBYというドローンです。

カメラは電子ブレ補正で多少の揺れは修正してくれます。

こちらも高度を上げての空撮動画は画質がどうしても劣ってしまいますが、日常的なシーンを変わったアングルで撮影するにはおすすめです。

DOBBYの価格は5万円程度。

雨にも負けない!タフな機体のおすすめドローン

ドローンは基本的に雨に弱く、濡らしてしまうことで故障や墜落の原因になってしまいます。

わざわざ雨の日にフライトさせる方はいないでしょうが、サーフィンなどのマリンスポーツなどの撮影をする際は、水に濡れても問題ない防水タイプのドローンがあると安心ですね。

ドローンの性能も年々向上してきていはいますが、まだまだ防水ドローンについては数も少なく割高感があるので強くおすすめしませんが、参考のひとつにしてみてください。

Splash Dron3

スプラッシュドローン3

オレンジ色の機体が特徴的なSplashDron。形はPHANTOMシリーズに似ていますね。カメラや機体性能のレベルも高く、水面からの離着陸も可能です。

価格は20万円程度とスペックの割には割高感がありますが、水回りでの用途がメインになる方はSplashDronを検討してみても良いでしょう(ただ、国内で購入できる場所は限られています…)。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、用途別におすすめのドローンを10種類ご紹介させていただきました。

安いものは5,000円未満。高いものは20万円以上とピンからキリまでありますが、今回の内容をきっかけに具体的にどのドローンを購入していくかを決めていただければ嬉しく思います。